みっきょうざん たいぞういん きちじょうじ
JR予讃線いよひみ駅⇒約300m
いよ小松ICから国道11号線を西条市方面へ。氷見小交差点を過ぎた左手。約15分
62番宝寿寺から約2km
略縁起
当山は、弘法大師の開基と伝えられています。昔大師がこの附近を通られたおり、光を放っている桧を発見され、この霊木で本尊をはじめ、吉祥天、善尼士童子の三像を刻まれたといわれています。毘沙門天を本尊とするのは、四国霊場中当寺だけです。
昔、寺は坂元山にあり、寺域も広く塔中二十一坊をもつ大寺院でありましたが、天正十三年(一五八五年)秀吉の四国征伐で、小早川隆景と土佐の長曾我部元親との戦いで、兵火にかかり全焼しました。その後万治二年(一六五九年)に末寺の桧木寺と合併して現在の地に再建されました。