JR徳島線かもじま駅から約6Km
土成ICから高速道路に沿った道を板野方面へ進むと左手にある。約10分
7番十楽寺より約4km
略縁起
真光院、普明山、熊谷寺は、第五十二代、嵯峨天皇の御世、弘仁6年(西暦815年)にお大師様が、当地巡錫の砌闊伽ヶ谷において御修行中、紀州熊野権現が出現したまい末世主衆生を永く済度の為、千手観音像を当山に安置せよとお告げになり、一寸八分の金の観音様を大師にお授けになり、虚空遥かにお去りになりましたと伝えられています。
大師は、その場に一字を建立して、自ら等身の千手観音像をお刻みになり、その胸の中に、当の金像をお納め本尊となされました。これが熊谷寺霊場の縁起です。
昭和二年には火災にあい、旧本堂全焼し、以後復興事業は戦時中に中断したまま、昭和四十六年に至って現在の本堂の全容が完成しました。
初めて熊谷寺を訪れた時には、スピーカーから流れるご詠歌が迎えてくれたが、今回は、名はわからないが紺色の花が迎えてくれた。県指定の重要文化財の仁王門から本堂までの距離が長いのが特長である。池には弁財天が奉られている。