略縁起
千三百八十有余年の昔第三十一代用明天皇のご病気平癒を祈願して聖徳太子の建立し給うたもので、弘法大師がこの道場のふもとで難産の婦人を祈念され、健康な男子を安産し、この勝縁により、安産、子育て、お身代り、女人成仏の四誓願と祈祷の秘法を遺された。
先師山岡瑞円大和尚は、無我、大我の御体験により、生死の境を突破して御祈念の体験により遍路を救い、祈祷寺としての基礎を固められた。
大正の初め、さきの四誓願を中心として心身の健康、家庭の円満、事業の順調な発展ならびに善願の成就を祈り、最終的には人格の完成すなわち人つくりを目標とする。子安講を創始された。
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