長尾寺は、聖徳太子の開創と伝え、天平11年(739)僧行基巡化の時霊夢により楊柳で本尊を刻み安置したということであります。
後、弘法大師が、東讃岐巡錫の砌、一字一石の供養塔を建立し、年頭七夜の護摩秘法を修し、国家安泰・五穀豊熟を祈られ祈札を賽者に授けられました。(正月七日大会陽のかじまり大鏡力餅180キロ運搬競技実施)
天和元年(1681)松平頼重公、堂塔田畑を寄進、讃岐七観音の一に定め、藩命により天台に改宗、元禄7年現在の本堂・護摩堂・仁王門を再建改修寺観が整いました。維新後、警察・学校・郡役所等に本坊使用。昭和35年昭和大営繕を敢行、荘厳を確立しました。通常”長尾の観音さん”「力餅・静御前得度の寺」として親しまれ街の中にあり参詣の人が多い。
|