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当山は神功皇后の三韓征伐にあたり、勅命で天照大神其の他の諸神を祀った後に、行基菩薩が十一面観音の尊像を自作され、弘法大師が聖武天皇の勅命により弘法大師が神仏合祀の上四国二十七番の札所と定められた土佐の関所と言われる霊山である。
明治四年の大法難の為、廃寺となり本尊を室戸の西寺へ遷し、明治二十年間崎天龍師竹林龍円尼と力を合わせ当山中興の大願を成就し、現在に至っている。
当山信仰のあらたかな霊顕として伝えられる所によると、愛知県尾西市の住人水谷繁治氏の妻静さんは、長年の「セキズイカリエス」に苦しみ、大学病院でも手離され、夫妻は此の峰にて霊顕を得て全治を観た。その次第は奉納の碑に詳しい。
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仁王門
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大師堂
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本堂
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石段沿の景観
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土佐の名水石清水
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境内からの眺め
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ここが見所
*石段沿いの景観:境内の景観の美しさでは四国霊場でも有数といわれています。「真っ縦」と呼ばれる急勾配の山道で登る神峯山の山頂付近にありますので樹齢数百年の古木が数多く見受けられ、仁王門からの石段沿いには見事な日本庭園が広がり目を奪うばかりです。花の名所としても有名で、多くの参拝者に喜ばれています。
*神峯の水:鐘楼の裏手に湧く石清水は急坂で疲れた参拝者の喉を潤してくれます。この水は病気平癒に霊験あらたかであるという言い伝えがあり、数多くの伝説が残されています。又、28番大日寺の御加持水とともに土佐の名水に選定されています。
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