くまのざん みょうけんいん
やさかじ

納 経
住所 愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
電話 089-963-0271
駐車場 有り
宿坊 なし
宗派 真言宗醍醐派
開基 役行者小角
本尊 阿弥陀如来来
真言 おん、ありみた、ていせい、からうん
絵 姿
アクセス

JR予讃線まつやま駅⇒徒歩5分⇒伊予鉄市内電車市駅行(約10分)⇒まつやまし駅 下車⇒伊予鉄バス丹波行・久谷行(約40分)⇒八坂寺前 下車

松山ICから国道33号線を砥部方面へ。県道23号線に入り、バス停広瀬を右折。久谷方面を目指し走る。約20分。

46番浄瑠璃寺から約1km

 

略縁

 当山の開基は役の行者小角と伝えられ後弘法大師によって再興されたものであります。伽藍を建立するとき八ヶ所の坂道を切り抜いて道路を作ったところから、八坂寺と称え、裏山を御堂山又は行道山といいます。

 寺は山の中腹にあり、大宝元年小千伊予守玉興公が開き、文武天皇の勅願所となり、弘法大師は弘仁六年八十八札所に加えたということであります。本尊は阿弥陀如来、脇立毘沙門天は鎌倉期の傑作であります。その後、紀州から熊野山八坂寺と呼ばれました。末寺を有する本山として盛大を極め、修験道の根本寺として僧兵を有するほどであったといいます。

 しかし、大正の兵火やたび重なる火災のために寺の規模は縮小し現在にいたっていますが、鎌倉期の石造層並びに宝筐印塔が残っています。

 

 


 

 
筺筐
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