はくぎゅうざん せんじゅいん
こくぶんじ

納 経
住所

香川県綾歌郡国分町国分2065

電話 087-874-0033
駐車場 有り
宿坊 なし
宗派 真言宗御室派
開基 弘法大師
本尊 十一面観世音菩薩
真言 おん、まか、きゃろにきゃ、そわか
絵 姿
アクセスマップ

JR予讃線こくぶ駅⇒約500m

高松西ICから県道12号線を西へ。国分寺町役場前を直進。県道33号線との交差点を左折。約15分。

79番天皇寺から約7km

 


当山は、天平十三年(741)聖武天皇の勅願により、国家安穏、五穀豊穣、万民豊楽を祈願して、一国に一寺建立された讃岐の国分寺であります。

 本堂は、鎌倉中期の建立であり、明治三六年国宝に指定された。本尊の千手観音は、一丈六尺余(5.3米)であり行基菩薩の作、明治三四年国宝に指定されている。銅鐘は日本有数の古鐘で奈良朝の作であって、昭和十六年国宝に指定されている。不思議な伝説も伝っている。往昔大蛇が冠っていたと云われる。又、慶長年間高松藩主に持ち帰られたが、再び帰されて来たと云う実説もある。

仁王門
本堂
大師堂
福龍
泣いた梵鐘
金堂跡礎石


ここが見所

●「国分へ帰る」と泣いた梵鐘:「鐘がものいうた国分の鐘が、もとの国分へいぬというた」この鐘は慶長14年(約400年前)2月2日当時の高松藩主生駒一正公が朝夕の時鐘にと田一町を寄進して城内へ持ち帰ったところ、鐘は少しもならず城内にも城外へも怪異おこり、また悪疫が流行し、一正公もついに病床に伏すようになり毎夜鐘が夢枕にたち「元の国分へいぬ(帰る)いぬ〜」とないたという。
これは鐘のたたりに相違ないと恐れられ同年3月14日に返されてきたもので、前記の歌はこの時作られたものだそうです。

●金堂跡礎石:旧金堂の礎石がほぼ同じ位置に33個も残っています。これを元に金堂を建てるとすれば東西28m、南北14mになるといわれています。

●見事な松:まづ仁王門の前で枝ぶりすばらしき松が出迎えてくれます。境内には松並木が多く心がなごみます。

 
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