象徴として板碑がある。県下最古の板碑、裏側に塔姿の形を深く細くほり、五梵字を浅く広く刻んである。
弘法大師四国巡錫の砌り開基と伝えられ、本尊大日如来は一寸八分(5.5cm)の秘仏で、大師の刻まれたものといわれ大日寺と号しています。
その後一時さびれて廃寺となりましたが、天和貞享の頃再建されました。
当時は藩主蜂須賀家の尊信帰依が篤く、今の堂塔も元禄年間に大改修をされたと聞いています。これは、大日如来が蜂須賀家の守り本尊であった関係だろうかとおもいます。
この寺の特長は、人里はなれた渓流にのぞみ、盛りあがる森の木々に囲まれた閑静な自然にあります。
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