弘仁十二年(811)嵯峨天皇の勅願により高祖弘法大師の開創による霊場。
かつては、阿波、讃岐、伊予の三国に2百の末寺を擁し、塔中二六ヵ寺を数えたという。
しかし、天正年間長曾我部元親の兵火にあい堂塔悉くが灰燼に帰した。境内4万平方米、建物面積三千平方米の広大さ。又境内の裏庭に五百羅漢堂がある。
コの字型の堂内に木像等身大(日本最大)の羅漢さんがたくさんならんでいる。羅漢さんとはお釈迦さんの弟子であり、仏道修行して阿羅漢果という人間として最高の位を得た人である。その羅漢さんを500人集めたのが五百羅漢である。創建は安永四年であるが大正年間焼失し、現在あるのはその後に復興したものである。
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